転職したい女性必見!転職面接で失敗しない4つのポイント

新しい職場で輝きたい! 
この仕事で頑張りたい!
憧れだった職業に転職したい!
その思いを実現させるためには「転職面接」の壁を突破する必要があります。

自己紹介から始まって、以前の職場でのことや、志望動機などを聞かれる面接ですが、面接官を前にすると誰しも緊張してしまうものです。
せっかく準備してきた内容を本番で活かせないのはもったいない!

そこで、転職面接を成功させるために失敗しない4つのポイントをお伝えします。女性の活躍が求められる現代、新しい職場で力を発揮したい女性の皆さん、必見です!

目次

【ポイント①】志望動機は応募企業にどのように貢献できるかを明確に説明する!

面接で必ず質問される志望動機ですが、面接官は入社後にどんな利益を生み出してくれるかということを知りたいのです。自分のスキルや価値をアピールし、面接官に「うちで働いてほしい!」と思わせるような理由を伝えることがポイントです。そのため、スキルアップができる研修があるから、勤務体制が良いからなど、自分にメリットがあるからという自己中心的な理由を話すのは控えましょう。

また、「前職の経験が生かせると思いました」、「将来性にひかれました」、「御社の経営理念に共感しました」など、あいまいな志望理由を話すと、他社でも同じように言っている安直な応募者と思われてしまうので、評価を大きく下げてしまいます。
あいまいな志望理由になってしまう最大の原因は、志望企業とのリアルな接点を作っていないからだといえます。

あいまいな志望理由を話すのではなく、説得力のある明確な説明をする上で大切なことが2つあります。
「ヘッドワーク型企業研究」「フットワーク型企業研究」です。

「ヘッドワーク型企業研究」とは、志望企業の経営理念、事業内容、経営計画、資本金、売上高、現在の主力商品、過去のヒット商品、株価、社名の変遷、経営者の発言などを、インターネットや新聞を活用して調べることです。これにより、志望企業の基本的な事柄を押さえることができます。 

「フットワーク型企業研究」とは、例えば志望企業の商品・サービスを利用したり、パンフレットやチラシを収集したり、店舗見学をするなどして同業他社との比較をすることです。志望企業が開催するキャンペーンやイベント、工場見学会などに参加したり、店舗見学に行ったりして、社員に仕事内容について聞き、その中から自分がどんな仕事でどのように貢献できるかを確認します。足を使って行動し、志望企業とのリアルな接点を作ることがポイントです。

このような企業研究を行うと、志望企業ならではの固有名詞(商品名、サービス名、社員名、店舗名など)や、貢献できる具体的な仕事内容で志望理由を構成できるようになります。「なぜ同業他社ではなく、その会社なのか」も明確に述べることができ、説得力が極めて高くなるのです。

【ポイント②】企業研究をするなど、想定質問に対して入念に準備する!

本番で力を発揮するためにも、面接の際にどのような質問をされるかあらかじめ想定し、準備をしておくことが大切です。答える際には、まず結論から簡潔に回答する方がいいので、想定質問の答えを考えておくと有利です。

想定質問と回答を準備をする段階で、転職先の企業研を入念にする必要があります。そのような準備をすることで企業理解が深まり、面接で話せる事柄も増えます。しっかり準備をしてきたということが面接官にも伝わると、「本気度」のアピールにも繋がります。

想定される質問の例と回答のポイントを紹介します。

Q.自己紹介をお願いします。

A.
氏名、職務経験の概要、業務上注力した点とその成果、 業務を通じて培ったスキル・ノウハウ、そのスキルを活かして今後挑戦したいことなどを話すことがポイントです。

Q.これまでの仕事について教えてください。

A.
自分の職歴を伝えるだけでなく、転職先でその職歴を生かせることをアピールすることがポイントです。

Q.転職理由を教えてください。

A.
志望動機と一貫性ある理由を書き、前向きな転職をアピールするのがポイントです。

Q.当社の志望動機は?

A.
・この会社に興味を抱いたきっかけ。
・会社についてどのように思ったか。
・なぜ、この会社で働きたいのか、なぜその企業でなければならないのか。

この3つを軸として説明することがポイントです。

Q.長所と短所を教えてください。

A.
自分のことを客観的に見た回答をし、短所を話す時もネガティブになりすぎず、改善していく余地、あるいは長所に繋がる点をあげるのがポイントです。

Q.最後に質問があればどうぞ

A.
実は面接でもかなり大切な項目です。具体的に仕事の中身を聞くとやる気を見せることに繋がるので、いくつか考えておくことがポイントです。

【ポイント③】具体例や数字を挙げて経験・実績のアピールを説明する!

面接は短時間での勝負です。限られた時間のなかで、スキル・経験を面接官に理解してもらうためには、具体的にイメージできる要素を挙げることがポイントです。

すべての質問は自己PRのチャンスと考えて、具体的に話せるエピソード、数字の実績などをいくつか準備してから、面接に臨みましょう。売り上げなどの明確な実績を挙げにくい職種などの場合には、こなした業務量、残業時間など、数字を挙げてハードワークをアピールするのもひとつの手です。仕事への意欲、忍耐力や体力などを面接官に印象づけることができます。

ただ、企業側は必ずしも実績の具体的な数字、量だけで評価するわけではありません。それよりも、担当した業務の状況、意図、行動といった、実績の背景を知りたいのです。どういう状況で、どのような考えを持ち、どんなふうに行動したかを伝えることもポイントです。大きなプロジェクトでのサポート役よりも、小さくても自分が中心となって取り組んだ仕事の方がアピールになることもあります。

経験年数が短い、違う業種へ転職するなど、実績を説明することが難しい場合もあります。しかし、経験がないことは書類選考の時点で分かっています。それでも、面接に呼ばれているということは、未来への可能性を感じてもらえているということ。職種や業界研究をしっかりと行い、自分が何をしたいのか、どんなことに貢献できるのかという、未来のビジョンを語れるよう準備しておくといいでしょう。

ビジョンをしっかり持てば、実績にこだわりすぎなくても大丈夫です。ただ、30歳を境にある程度の実績は求められてきますので、注意しておきましょう。

【ポイント④】転職理由はポジティブで明確に説明する!

 どうして転職をしたいと思ったのか、明確な理由を伝えきれない人が実は多いのです。転職をする理由は人それぞれですが、個人的な事情による退職理由は表現しづらいもの。すべてを本音で話してしまうと、無意識のうちに前職・現職のグチをこぼしてしまったり、言い訳を重ねてしまったりすることにもなりかねません。

転職理由を説明する際には、きちんとしたキャリアプランを持って転職に臨んでいるという姿勢を見せることが大切。面接官を納得させるためにも、転職理由をポジティブに、明確に答えることがポイントです。

 ポジティブに伝えるためにも、前職で苦労したことは成長のきっかけになったこととして話すと良いでしょう。業務量や人間関係についてなど、つい苦労話をしてしまった時には、苦労や困難を乗り越えたからこそ成長できたという、ポジティブなエピソードに変えてフォローすると面接官にポジティブさをアピールできます。

 ただ単にポジティブさを話すだけではなく、より具体的な理由を話せるように準備しておきましょう。人間関係や労働環境に不満があって辞める場合でも、辞職についての希望や目的はあるはずです。「こんなスキルを生かしたい」、「この業界で、このような業務に挑戦したいと思っていた」など、具体的に「やりたいこと」を結びつけて話せるように準備しておくと良いでしょう。その際には、求人広告やホームページの言葉を引用し、なぜ自分の希望を実現できるのかを具体的に話しましょう。その内容が転職理由とリンクしているとより説得力のある説明ができます。

まとめ

転職面接で失敗しない5つのポイント
ポイント①
志望動機は応募企業にどのように貢献できるかを明確に説明する!

ポイント②
企業研究をするなど、想定質問に対して入念に準備する!

ポイント③
具体例や数字を挙げて経験・実績のアピールを説明する!

ポイント④
転職理由はポジティブで明確に説明する!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次