女性が考える華やかでおしゃれな仕事ランキング、生まれ変わったらなりたい職業ランキングなどで上位にあがる客室乗務員。「花形職業」とも言われ、女性であれば誰もが一度はなりたい職業と憧れていた程でもある上位の職業です。客室乗務員が長年、就職先として人気を集めている理由についてお伝えします。
理由その① 英語を使える！
客室乗務員になりたいと思う女子大生や専門学生に理由を聞いてみたところ、英語を使えるからという理由が一番多かったです。
その他にも、日本全国や海外へ頻繁に訪れることができる、国境を超えた多くのお客様と接することができるといった理由も多く見受けられました。
学生時代に留学の経験がある人や帰国子女の人、または英語が好きで常に触れていたいという理由で客室乗務員を目指している人もいました。
どんな理由であれ、女性たちの憧れや目標、希望を叶えることができ、女性自身が大きく活躍できる環境という部分でも、多くの支持を集めています。
理由その② 誇りをもって輝ける！
華やかで英語も使えるかっこいい職業ですが、勤務体系は早番、遅番と不規則であり、精神的にも体力的にも大変な仕事です。
そんな条件の中、採用されてから約３年は契約社員で、給料も通常の企業と変わらないか、割に合っていない程低い航空会社もあります。
それでも人気がある理由は、輝ける職業だからといえます。
どんなに厳しくて過酷な労働条件を提示されても、それ以上に客室乗務員という職業に誇りを持ち、いきいきと輝ける職場だということができます。
理由その③ 美意識が高くなり綺麗になれる！
客室乗務員は多くの人から常に見られる職業なので、乗務中は常に気が抜けません。身なりや所作、日ごろの接客対応など、常に意識する必要があります。一緒に働いているスタッフからもキレイな対応や身なりを日々学べる環境なので、自然に美意識も高くなります。客室乗務員になることで、精神的にも体力的にも鍛えられ、より自分磨きにも精を出し、綺麗になれることが理由のひとつだといえます。
理由その④ 採用条件が緩和し、チャンスが増えている！
ひと昔前までの客室乗務員は、「高身長」、「優れた容姿」、「高い英語力」といった厳しい条件に通過した人のみが就くことのできる職業でした。現在は身長150㎝台でも、TOEIC500点台でも応募できる航空会社もあります。昔に比べると、採用条件が緩和しているので、憧れの客室乗務員の夢を叶えるチャンスが増えています。
理由その⑤ 飛行機の需要が増え、人材確保が増加している！
コロナウイルスも収束し、国内外の旅行客も増加しています。また、大手エアラインだけでなく、LCCといわれる格安航空会社の需要も増えています。それに伴い、LCCの客室乗務員募集も増加し、より航空会社同士の人材確保に力が入ってきているのです。格安航空会社の客室乗務員は今までトップ2を長い間、争ってきたANA（全日空空輸）とJAL（日本航空）よりも採用条件がそれほど厳しくなくなってきている点が、人気を集めている理由の1つでもあります。
LCCの客室乗務員を見ると、派手目のネイルやメイク、髪の毛の色も真っ黒ではなくても良いといった自由な人たちが目につくようになりました。昔からの風習だと、客室乗務員は必ず髪の毛の色は黒、ネイルもシンプルといったように、規則も厳しく定められていましたが、現在のLCCを取り扱っている航空会社では、そのような部分でも違いが見えます。
ただ、LCCで働く以上、機内食や飲み物、機内で使用するもののほとんどが有料になっています。そのため、チケットは安く販売する分、客室乗務員の営業力次第で有料の物販の売り上げアップや評価にも繋がっていくので、LCCならではの厳しさもあるといえます。
