JAL, ANA, エアライン就活用の証明写真って?準備するポイントをお伝え!

エアライン業界を目指されている皆さん、エントリーシートに貼る証明写真やスナップ写真はどのようなものがいいか悩まれている方もいらっしゃるのではないでしょうか。エアライン業界のエントリーシートに使える写真の準備方法について、詳しく解説します。

目次

エアライン業界の就活では、証明写真が重要!

エアライン業界は非常に倍率が高い業界です。
企業にもよりますが、書類選考の時点でかなりの受験者を振るい落とす企業もあります。
書類選考を通過した後、その書類は1次選考、2次選考、最終選考で常に面接官の手元にあるのです。書類は、あなたの第一印象を大きく左右するものだといえます。
書類には志望動機など様々なことを記入しますが、その中でも文字よりも視覚的にすぐに目に飛び込んでくる、あなたの写真は非常に重要なものであるといえるでしょう。接客業にふさわしいきちんとした姿や、エアライン関連をイメージさせる姿で写真を撮ることをお勧め致します。

提出を求められる写真は大きく分けて2種類

エアライン業界のエントリーシートでは、2種類の証明写真の提出を求められます。一般的な証明写真サイズである4×3cmサイズと、全身写真の2種類です。
ここでは証明写真と全身写真に分けて、写真を準備する際のポイントを紹介します。

1.4×3cmの証明写真の準備で気をつけること

履歴書やエントリーシートに貼付する一般的な照明写真のサイズです。
撮影する際は以下のポイントに気をつけて準備しましょう。

①基本は笑顔
歯は見せていても、見せていなくてもどちらでも大丈夫です。接客業の基本は笑顔です。品のある素敵な笑顔の写真を撮るようにしましょう。

②顔の向きは自由
顔の向きは正面の場合と斜めに向いた写真もありますが、これもどちらでも構いません。
一般企業と併用したい場合は、正面向きのものを撮っておくと無難です。
エアライン業界をはじめとした接客業を中心に受ける場合は、斜め向きに撮られても良いでしょう。

③顔が明るく見えるインナー
インナーは白いブラウスかシンプルなカットソーを着用するようにしましょう。
どちらを選んでも良いですが、胸元が空いているほうが顔が明るく見えるため、接客業用に撮られるのであればカットソーを選んでも良いと思います。

④撮影場所の決まりはない
写真館で撮ったほうがいいのか、それともスピード写真などでもいいのか、悩まれるかもしれませんが、特に決まりはありません。しかし、書類の証明写真はあなたの第一印象を左右する重要なものです。面接官に接客業の清潔感をイメージしてもらいやすい写真を撮ることをお勧めします。
写真館に関しては、エアライン業界用の写真に特化した撮影メニューのある写真館もあります。エアライン業界用のメイクや、綺麗に映る角度などの知識を備えたスタッフが撮影してくれます。書類をよりよい形に仕上げたいのであれば、プロの手を借りるのも一つと言えます。

2.全身写真

全身写真はその名の通り、頭の上から足先まで入った全身が映っている写真です。
全身写真の撮影方法や指定の条件が、各社ごとに少しずつ異なるので、一度に準備することは大変だと思われます。なるべく簡易的に準備できるポイントをご紹介いたします。


まず過去にあった全身写真の指定の例をお伝えします。
―全身写真(スタジオ不可)
―全身写真(スタジオ可)
―あなたらしさがわかる全身写真
―あなたらしさがわかるスナップ
―あなたらしさがわかる笑顔のスナップ

同じ全身写真(スナップの一部は全身でなくてもよいものがありますが)でありながら、指定が異なることが分かると思います。これらの全身写真をそれぞれ写真館に撮りに行っていては、かかるお金も時間も莫大なものとなってしまいます。
全身写真に関しては自身で用意されることを視野に入れても良いと思います。
特に「あなたらしい」という指定がつくものに関しては、むしろ写真館で完璧なものを撮ってもらうよりも、自分の普段の生活の中で撮られた1枚のほうが指定にも見合っているので、自分で撮ったスナップ写真でも良いでしょう。

全身写真を自分で準備する際に気をつけること

自分で撮ったスナップ写真を準備する際には、以下のことに気を付けてください。

①自分だけが映っている写真を選ぶ
自分以外の第三者が映っていないほうが望ましいです。
ただし、思い出がある人と映っている場合(海外滞在先のホストファミリーやボランティアでお世話になった人、お世話をした人など)はその限りではない場合があります。ただ、この場合でも複数人いないほうがいいでしょう。

②エピソードのある写真を選ぶ
写真のシチュエーションは、アルバイトやクラブ活動、留学先、ゼミでの一枚など何かその写真に付随したエピソードを強みとして語れるものであったほうがいいでしょう。

③普段から全身写真を残す意識をしておく
自分一人だけが映った全身写真を普段から撮ることは少ないと思うので、エアラインを目指すのであれば、全身のスナップ写真の提出が求められることを心に留め、留学先やアルバイトなどで全身写った写真を残すように意識しておくといざという時に慌てずにすみます。

④スマホよりは一眼が好ましい
最近のスマートフォンのカメラは性能が良いので、やむ負えない場合はスマートフォンでの撮影した写真でもいいですが、やはりきちんとしたデジタルカメラのほうが画質はよく撮れるので好ましいです。もし、周りに一眼レフカメラなどでの撮影を頼める人がいるのであれば、お願いしてみてください。

全身写真の撮影を写真館に依頼する場合に気をつけること

写真館を利用する場合、スナップ写真はプロのカメラマンに撮ってもらったものでも提出は可能です。多くの場合は、スタジオ外に出て撮るローケション撮影を依頼することになると思います。依頼する場合は以下のポイントを意識してみてください。

①エピソードのイメージに近い場所で撮影
「あなたらしい」写真についても写真館にお願いしたい場合は、なるべく自分のエピソードのイメージと近い場所を選んで撮影してもらうよう依頼しましょう。

②一部の外資系エアラインの写真はプロの写真館にお任せ
全身写真の中でも、一部の外資系航空会社に提出する用の写真は、写真館のスタッフにおお任せしたほうがいい場合があります。
外資系の航空会社でスタジオ可となっている場合は、面接に行くようなスーツスタイルで青など一般的な証明写真の背景と同色の前で撮影してもらうほうが良い場合があります。
航空会社によっては、全身写真でなおかつ正面を向いているなどさらに細かい指定がある場合がありますが、これらも写真館のスタッフにお願いすれば指定通りのアングルで撮ってもらえます。細かい指示がある場合は、プロの写真館にお任せするほうがよいでしょう。

いかがでしたでしょうか。
エアライン業界の就活では、エントリーシートの作成だけでも他の一般企業の作成と違う点がたくさんあります。証明写真に関しては、上記でお伝えしたポイントを押さえて撮影した写真を選んでください。納得のいくエントリーシートを仕上げて、就活に臨みましょう!

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